songemen gemenson mensonge

サックスと日常と非日常の記録

<アドリブ対策> ジョセフ・ビオラ Joseph Viola :Technique of the Saxophone vol.2 Chord Studies

 あの〜、アドリブちっとも上手くならなくて、コードトーン並べてばっかでカッコ悪いんですけど。テンション入れてもズレちゃって。やっぱりツーファイブのフレーズとか、オリバーネルソンのなんちゃらをひたすら繰り返すのでしょうかぁぁぁ。。。と、師匠に泣きを入れたら。これ、よく出来てるよ〜、と天の声。これバークリーのサックスのテキストです。前半は12音階それぞれに、メジャー、マイナー、セブンス、マイナーセブンス、ハーフディミニッシュ、ディミニッシュの6種類のコードとテンション、各コードに対応したアプローチノートを加えたスケールの上下行とエチュードをひたすら繰り返すメカニカルトレーニング。後半は前半のサマリーとシークエンスという構成。コードトーンをきちんと抑えて、テンションを一音ずつ加え、インターバルを意識する。結果としてコードに対応したスケールや♭9thとか♭13thといったジャズ特有の音使いが、漫然とではなく意識下でコントロールしつつも、手グセにもなってくるというシロモノ。ボクはいちいちJamey巻頭のScale Syllabus でスケール確認しながらやってます。コードと対応スケールの頭の整理にもなってなかなかよいかも。さてその効能や如何に。

Technique of the Saxophone: Chord Studies

Technique of the Saxophone: Chord Studies