songemen gemenson mensonge

サックスと日常と非日常の記録

山下正男「論理的に考えること」

コンサル系のロジカンルシンキングってどうだろう。拙速を良しとするビジネスツールとしては確かに使えるけれど、どうも底の浅さが透けて見えてしまう。。。ならば、いっそのこと「論理学」をと思い直し、高校時代に入手した「岩波ジュニア新書」なるシリーズ(今もあるのだろうか?きっとないな)の一冊を再読した。真理関数や数式などは、いっさい使わず、演繹法帰納法から連言、選言、ド・モルガンの定理までをジュニア向けにとっつきやすく解説。でも当時これをきちんと理解できたジュニアはどれくらいいたんだろう、と改めて思う。少なくとも私は当時玉砕し、その数年後、大学の「論理学」でも再び玉砕した。あらためてトライしてみて思うのは、論理学ってのは、そんなに難しいものではないけれど、マスターするには「丹念さ」が必要なんだと思う。これは数学にも通じる素養。