songemen gemenson mensonge

サックスと日常と非日常の記録

テトラ・ストラクチャー

久しぶりにブログ更新。サックス練習見直しして1年8ヵ月。テキストもいろいろ浮気し試行錯誤。ジェリー・コカーは時々やっている。効くのは間違いない。でもメカニカルトレーニングは味気なくてつらい。ボクのような気分屋にはとくに。地道な練習ももちろん大切だけど、まずは実践ということで、この半年やってるのが「テトラ・ストラクチャ」。例えば、メジャー系コードなら1−2−3−5、マイナー系コードなら1−3−4−5といった風に、基本原則に従って、コードに合わせて4つの音を組み合わせて、ひたする音を出し続けるという、とにかくアドリブやってみようというトレーニング。トレーニング法はざっくりこんな感じ。

 1.コード譜見ながら限られた音だけでデジタルにインプロビゼーションを組み立てる。
   最初はひたする1−2−3−5.1−3−4−5の繰り返し。
 2.慣れてきたら、音の順番は適宜入れ替えて、1−2−5−3、4−3−5−1といった風に
   各小節間の音をできるだけつなげる。
 3.さらに♭9thや♯9thを入れたり、コードに合わせて適当にスケール(たとえば7thだったらAltadeやHmP5↓など)も織り交ぜたりして、徐々に音数を増やして行く。
 4.最後にアプローチノートも。

こんな感じでやっていくことで、アドリブの骨格部分に、次第に枝葉が付け加わり次第にジャズらしくなっていく流れが体感できる。
1、2のプロセスのトレーニングで使えるのが、ジェリー・バーガンジイの「インサイドインプロビゼイション メロディックストラクチャー」。