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サックスと日常と非日常の記録

マイルス・デイビス自叙伝

マイルス・デイビス自叙伝�・�」読了。

1940年代から50年近くもジャズの最先端を走り続けた男。
そういえば、クールジャズもハードバップもモードもフュージョンも全部彼が始めた。
最晩年は、なんとプリンスと一緒にやろうとしてた!
これだけ次々とスタイルを変え続け、しかも常にトップであり続けた人間は稀有。
同じような才能で、思いつくのはパブロ・ピカソくらい。
貪欲に新しいものを吸収し、常にクリエイティブであり続けるという彼の強烈な生き方は、ホント凄い。

「ヒップな奴だけ読んでくれ!」という本の帯に挑発され、手に取ったけれど、モダンばかり演ってるボクは、しっかり喝を入れられた。

そんな訳で改めて、ビッチェズ・ブリュー以降を聴き直してるけど、所謂ジャズの既成概念を取っ払うと、やっぱりイカしてる。